葛城山の概要/見どころ
標高959m。奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤坂村との境に位置する山。和泉山脈の葛城山と区別するため、大和葛城山と呼ばれることもある。金剛生駒国定公園の一部で、かつては南の金剛山とあわせて葛城山とよばれた。春にはツツジ、夏は涼しい気候、秋はススキ、冬は霧氷や樹氷など一年を通して楽しめる山だ。
山頂付近にある葛城公園はツツジの名所として有名。ツツジの開花時期には多くの観光客でにぎわう。ツツジの見ごろは5月上旬ころだ。一目百万本とも称されるツツジの花はまるで赤い絨毯のよう。
葛城山中に葛城天神社がある。葛城山ロープウェーの「葛城山上駅」の近くにある神社だ。祭神は古き神の国常立命だ。境内は「天神の森」とも「鴨山」とも呼ばれる。古来、葛城地方で繁栄した加茂氏をはじめとする人々が、神社に祈りをささげたのだろう。山頂に上ると大阪平野と奈良盆地が一望のもとに見下ろせる。天気が良いときは関西国際空港を遠望することもできる。
昔、雄略天皇が狩猟を楽しんだ時。天皇と同じ格好をした葛城山の神である葛城一言主と出会ったのは葛城山のカブト岩のあたりだといわれる。日本書紀・古事記の時代から人々と密接にかかわる山だったことがうかがい知れる。
葛城山の営業時間
特になし
※ロープウェイ:9:10~17:00
葛城山の料金
特になし
葛城山のアクセス
公共交通機関(電車/バス)
JR/近鉄御所駅から葛城ロープウェイ行バス:15分
山頂までは、ロープウェイ:6分
自家用車
南阪奈道路 葛城IC:15分
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