石上神宮

石上神宮天理市
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石上神宮の概要/見どころ

奈良県天理市布留町、大和盆地の中央東寄りにある布留山の北西に鎮座するのが石上神宮である。

現存する最古の神社の一つで、古代に蘇我氏や聖徳太子と争って滅ぼされた物部氏の侵攻が篤かった神社だ。御神体は建御雷神が使ったという神剣「布都御魂(フツノミタマ)」。

この剣は神武天皇の東征伝説に登場する由緒ある剣だ。大和を支配していた饒速日命の部下ナガスネヒコに苦戦していた神武天皇を大いに助けたという。戦いの後、天皇は物部氏の先祖に命じて剣をまつらせた。これが、石上神宮の始まりである。

石上神宮の駐車場に車を止めて境内を目指す。一番に見えてくるのが大鳥居。その脇に、昭和に建てられた万葉歌碑がある。刻まているのは石上神宮を詠んだ柿本人麻呂の歌。鳥居をくぐると神杉が見える。

そこからまっすぐ足を進めると重要文化財の「楼門」が左手に見えてくるだろう。鎌倉時代末期の後醍醐天皇の時代に創建されたものだ。中央の楼門と左右の壁の赤・白・緑のコントラストが実に美しい。

楼門をくぐると「本殿」「拝殿」がある。石上神宮を厚く信奉した白河上皇が永保元年(1081)に寄進した「拝殿」は、現存する国内最古のもので国宝だ。拝殿裏の「禁足地」は神社で最も神聖な場所。明治7年、ここから神剣「フツノミタマ」が出土した。

石上神宮の営業時間

拝殿での参拝:5:30~17:30
(開・閉門の時刻は季節により異なる)

石上神宮の料金

無料

石上神宮のアクセス

公共交通機関(電車/バス)

近鉄天理駅:徒歩約30分
※バスの場合は、奈良交通バス苣原行き「石上神宮前」:徒歩5分

自家用車

名阪国道 天理東IC:約5分
西名阪自動車道 天理IC:約15分

石上神宮の体験レポートはこちら

 

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