丹生川上神社の概要/見どころ
日本最古の水神を祀る社である。御祭神「罔象女神(みづはのめのかみ)」は、水一切を司る神様で水利の神として、又は雨の神として信仰され、五穀の豊穣に特に旱続きには降雨を、長雨の時には止雨を祈るなど、事あるごとに心からなる朝野の信仰を捧げ、水神のご加護を祈ってきた。この社に雨を祈り、黒馬を、また晴を祈り、白馬を献ずることが絵馬の起源となる。
明神大社(神々の中で特に古来より霊験が著しいとされる神に対する国家が与えた称号)に列し、二十二社(国家の重大事、天変地異の時などに朝廷から特別の奉幣を受けた神社)に数えられ明治に官幣大社となる。
神社建築では全国的に珍しい、天に伸びるよう設えられた75段の屋根付き階(きざはし)は必見。本殿は江戸時代文政十二年(1829年)の建築で、東吉野村の文化財に、又瑞垣内にある灯篭は鎌倉時代の弘長四年(1264年)銘で、国の重要文化財に指定されている。
魂を奮い立たせる働き(すなわち生命力の象徴)があると言われる産霊石(むすびいし)は要チェック。また、天然記念物のツルマンリョウや、約一千本のヤマユリ、ツクバネなどが見られ、自然豊かな神社である。
丹生川上神社の営業時間
特になし
丹生川上神社の料金
特になし
丹生川上神社のアクセス
公共交通機関(電車/バス)
平日
近鉄大阪線「榛原駅」から奈良交通バス(東吉野村役場行)、「東吉野村役場」下車
東吉野村役場からコミュニティバス(小川大又線)、「蟻通」下車
休日
近鉄大阪線「榛原駅」下車から奈良交通バス(菟田野行)、「菟田野」下車
菟田野からコミュニティバス(大又菟田野線)、「蟻通」下車
※休日のコミュニティバス利用に、事前予約が必要(TEL:0746-32-5050)
自家用車
西名阪自動車道 天理IC
名阪国道 針IC
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