大神神社の概要/見どころ
本殿を設けず神体山である三輪山に直接祈りを捧げる原初の祭祀を今に伝える最古の神社であり、『古事記』や『日本書紀』にも記されている。
拝殿の歴史も古く鎌倉時代に創建され、現在の拝殿は徳川家綱によって再建されたものである。また、拝殿の奥は禁足地となっており三ツ鳥居が設けられており、拝殿と並び国の重要文化財に指定されている。
ご祭神は大物主大神(おおものぬしのおおかみ)で、大いなる物の主の御名の通り産業や交通、縁結び、厄除け、酒造りなどの神様として厚く尊崇されている。
三輪山は古来より禁足地として入山が制限されてきたが、近年になり特別に入山が許可されるようになった。山中には磐座(いわくら)という神霊が鎮まる岩があり、頂上から順に奥津磐座、中津磐座、辺津磐座の三つがある。標高は467メートルだが勾配がきつく、また神体山であるので入山は軽い観光目的でするのではなく、十分な装備と敬虔な信心をもってするべきである。
年間を通して毎月祭事が催されておりイベントには事欠かない。例えば、毎月1日には「朔日詣り」というお詣りがあるが、その日には「ついたち朝市」が開催されており、新鮮な野菜が手に入ったり、書初め、フォトコンテスト、茶道など一般人にも親しみやすいイベントもある。
大神神社の営業時間
特になし
大神神社の料金(拝観料)
無料
※宝物収蔵庫は有料(大人200円 高校生以下100円)
大神神社のアクセス
公共交通機関(電車/バス)
JR西日本万葉まほろば線(桜井線) 三輪駅下車 :拝殿まで徒歩約10分
自家用車
西名阪自動車道 天理IC:約30分
京奈和自動車道 木津IC:約60分
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