【速報】あの金魚の電話ボックスが撤去へ!2018/04/09に。

奈良
スポンサーリンク

衝撃の情報でした。

先日、金魚の町として、大和郡山市を紹介しました。
その際に、一番有名なスポットとして金魚の電話ボックスを紹介しました。

【大和郡山】金魚まみれの町!電話ボックス・改札・自動販売機で泳ぐ金魚たち
みなさん幼い頃に、縁日のお祭りで金魚すく...

その金魚の電話ボックスが、2018/04/09付けで撤去されるようです。

以下の情報は、一方の主張が主な情報源となっており、情報源に偏りがあることにご留意ください。

なぜ撤去?理由は?

この金魚の電話ボックスですが、元々京都造形芸術大学の銅金裕司教授と1回生6名からなる金魚部が水都大阪フェス2011で「テレ金」として発表したものでした。
その後、イオンモール大和郡山・大和郡山お城まつり等で移動展示された後、街おこし団体のK-Pool Project(金魚を通じて地域と自然を考えるがテーマ)が譲り受けてアートイベント「はならぁと」に出展。
現在は柳町商店街の名物として、カフェ「K COFFEE」が管理しています。

しかし、制作当初より、現代美術作家の山本伸樹さんの作品「メッセージ」と酷似していることから、抗議を受けていたようです。
確かにそっくりなのは間違いないですね…!



一度は合意に達したはずだった

2017年2月以降、関係者である山本伸樹さん・K-Pool・K COFFEE・郡山柳町商店街協同組合理事長の間で話し合いの場が設けられました。
それによって、以下の3点について、一度は合意に達しかけました。

  • 著作権が山本伸樹にあると認めること
  • オリジナルの緑の電話に付け替えること
  • 山本伸樹は著作権使用料や慰謝料、付け替え費用は一切請求しないこと

それに伴い、2017年8月以降、金魚電話ボックス脇には、”柳町商店街協同組合と山本伸樹のコラボレーション作品”と明示されるようになりました。

しかし、最終的には撤去の方針が決定

しかし、最終的には、郡山柳町商店街協同組合の理事会では合意しないことを決定。
下記の旨が、郡山柳町商店街協同組合から山本伸樹さんへ通知されたようですね。

回 答 書

前略、当方は、通知人郡山柳町商店街協同組合の代理人として、貴殿の平成29年12月28日付発送の内容証明郵便に対し,以下のとおり回答します。

通知人は、本件「金魚電話ボックス」が貴殿の著作権を侵害しているとは認識しておりませんが、紛争発生の経緯および現状に鑑み、当該「金魚電話ボックス」を撤去する旨を今般決定しましたので、その旨ご連絡します。

平成30年3月28日

Facebook投稿(寮 美千子さん)より

これを受けて、大和郡山お城まつり終了後の4月9日に撤去されることとなったようです。

金魚の町のシンボルをなんとか残したい

まず前提としてお伝えしておかなければならないことは、ぼくが記載した情報は、山本伸樹さん側の発信する情報がソースになっています。
つまり、情報源に偏りがあります。

そういう意味で、商店街のシンボルであったはずの金魚の電話ボックスが「なぜ」「どういう経緯で」撤去されることになったのか、郡山柳町商店街協同組合側の主張を聞いてみたい、というのが率直なところです。

ただ、金魚の日本三大生産地である大和郡山市のシンボルとして、金魚の電話ボックスは非常にマッチしていました。
実際に、あの金魚の電話ボックスをきっかけに、大和郡山市がメディアへ取り上げられることが格段に増えましたし、同じような金魚の泳ぐモニュメントが多数作られ、「金魚の町」としてのブランド作りにもおおいに貢献しています。
なんとかして残せないでしょうか?残すべきです、絶対に。

1ファンとしても、あのモニュメントがなくなってしまうのは非常に寂しいです。

どうやら有志による署名活動もはじまっているようですね。
商店街側の主張を聞いてない以上、彼らの言う山本伸樹さんの主張を認めるべきだという主張に100%の賛同はしかねますが…。

あなたの声がチカラになります
大和郡山の金魚電話ボックスを撤去しないでください!!

いろいろ事情はあるとは思いますが、大和郡山市・郡山柳町商店街にとって、このモニュメントの存在はとてつもなく重要なはず。
撤去で失うものの大きさを、もう1度考えるべきです。
もったいなさすぎる。

見るなら今しかない

とはいえ、決定が覆る可能性は少ないでしょう。
そのため、郡山で金魚の電話ボックスが見れるのは今だけ(2018/04/08まで)です!

大和郡山お城まつりと合わせて、ぜひ訪れてみてください。
日本の桜百選に選ばれている郡山城の桜もキレイですよ?

▼2017年の投稿です。

コメント

  1. 商店街に近い人 より:

    ①そもそもあの場所に置き続ける筈ではなかった
    ②設置場所のオーナーが地の人間じゃなかった
    ③電話ボックスによる一部店舗のみの活性化
    ④都合よく著作権ネタが出てきた
    ⑤体よく撤去出来る

    これがずっと見聞きしてきた人が感じた経緯なんですよね

    • おっくんおっくん より:

      情報ありがとうございます!
      経済的な効果が限定的だったりして、元々商店街側の人たちも良く思ってなかったってことなんですかね…。

      もったいない!
      せっかくの知名度を活かして、町全体でうまく回る仕組みを作れれば…。

  2. nanasi より:

    著作権恫喝。ゴロ

タイトルとURLをコピーしました