春日大社の概要/見どころ
奈良県奈良市春日野町160に位置する春日大社は、主祭神は春日神、御神体は御蓋山、社格等は式内社(名神大)である。
創建されたのは768年で、歴史は大変古く今年度は1250年目を迎える奈良を代表する神社である。中臣氏、(後の藤原氏)の氏神を祀るために創建されており、旧称は春日神社である。
1871年(明治4年)に春日大社に改称するとともに官幣大社春日神社となった。1946年(昭和21年)12月、近代社格制度の廃止に伴いそのままでは単に「春日神社」となって他の多くの春日神社と混同することを避けるために現在の「春日大社」に改称した。
創建以来ほぼ20年に一度、本殿の位置を変えずに建て替えもしくは修復を行う式年造体が行われており、最近では2015年から2016年にかけて第60次式年造体が行われた。
1998年(平成10年)にユネスコの世界遺産(文化遺産)に「古都奈良の文化財」の一つとして登録された。
春日大社に属する万葉植物園のゆずりの藤がとくに有名である。見ごろは4月下旬から5月いっぱいで多くの観光客で賑わっている。また、12月15日から18日行われる春日若宮おん祭りは、近隣の小中学校では見学のため、授業が早く切り上げられる。八百七十余年に渡り途切れることなく行われてきた由緒あるお祭りである。
春日大社の営業時間
夏期(4月~9月):6:00~18:00
冬期(10月~3月):6:30~17:00
本殿前特別参拝:9:00~16:00
春日大社の料金
本殿前特別参拝
初穂料500円
国宝殿
一般:500円
大学生・高校生:300円
中学生・小学生:200円
団体一般:400円
※大学生以下の団体料金設定はありません
萬葉植物園
大人 :500円
小人 :250円
団体(20名以上)
大人:400円
小人 :200円
春日大社のアクセス
公共交通機関(電車/バス)
近鉄奈良線「奈良駅」:徒歩約25分
もしくは、JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」より
- 奈良交通バス(春日大社本殿行)約11~15分、「春日大社本殿」下車:すぐ
- 奈良交通バス(市内循環外回り)約9~13分「春日大社表参道」下車:徒歩約10分
自家用車
京奈和自動車道「木津IC」:約7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」:約8km
西名阪自動車道「天理IC」:約10km
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