奈良といえば、鹿ですよね?
東京で奈良出身なんだって言えば、100%鹿か大仏の話が出ます。
奈良でもそんな鹿の知名度を活かして、ゆるキャラは鹿ばかり。笑
※左から、シカの白ちゃん(三条通ショッピングモール)・しかまろくん(奈良市観光協会)・ならっしー(株式会社ボービック)・シーカくん(奈良交通)・ならきち(奈良っこ)・りにまね(奈良市)・シカッチェ(バンビシャス奈良)
当然のことながら、ぼくのプロフィール画像も鹿モチーフです。
ひと目で奈良でわかってもらえるのはいいですよね。
今回は、そんな鹿大好きの奈良で、最も鹿を楽しめるイベント「鹿寄せ」を紹介します。
鹿寄せとは?
一般財団法人奈良の鹿愛護会が開催しており、愛護会のメンバーがナチュラルホルンを吹くことで鹿を引き寄せる奈良の風物詩的なイベントです。
1892年(明治25年)、鹿園竣工奉告祭でラッパを使っておこなわれたのが始まりです。
最初に愛護会のメンバーから鹿寄せについての説明があります。
(撮影:saorigraph)
集結する鹿たちの邪魔にならないように、観客はコの字型に並び、待ちます。
ホルンの演奏が始まると、はるか遠くの森の中にいた鹿たちが猛烈な勢いで集まってきます。
よくあんな遠くからホルンの音が聞こえるなと。
すごい数の鹿が集結する光景は、一見の価値あり!
(撮影:saorigraph)
集まった鹿たちにはご褒美としてドングリが与えられます。
食べ物につられてやってきているのです。
(撮影:saorigraph)
このタイミングで鹿せんべいを持っておくと、鹿たちの人気者になれるので、事前に準備しておくことをオススメします。
ただし、怖いぐらいに囲われるので、扱いには十分ご注意を。
鹿せんべいをずっと持ち続けないこと!
(撮影:saorigraph)
終了後には、愛護会から募金のお願いがあります。
募金は鹿を守るために使われますので、お気持ちだけでも。
ちなみに、募金をすると、折り紙の鹿がもらえます。
動画はこちら
動画で見ると、ホルンの音色に惹かれて鹿が集まってくる様子がよくわかりますね。
開催時期/時間
年末年始・行事開催期間(子鹿公開:6月、角きり行事前後:10月上旬~中旬頃等)を除けば、年中有料(20,000円/1回)での申込みが可能です。
開始時間については、8:00~11:00(夏季は8:00~10:00)で指定可能です。
家族や友人同士でゆっくり楽しみたいのであれば、こちらを申し込むのがオススメです。
一週間前までに、一般財団法人奈良の鹿愛護会までお申し込みください。
無料で楽しみたい方は、通常夏と冬に行われるキャンペーンの期間に訪れてみてください。
夏は7月中旬~9月中旬の日曜日・祝日、冬は毎年2月~3月毎日(月曜除く)で開催されています。
開始時間は、夏:9:30~・冬:10:00~、です。
ただし、日程や開催可否は変更の可能性があるため、詳細は奈良の鹿愛護会Webサイトにてご確認ください。
開催場所/アクセス
奈良公園にある春日大社境内飛火野で開催されます。
近鉄奈良駅から徒歩25分(1.5km)、JR奈良駅からは徒歩35分(2km)です。
少し遠く感じますが、早朝の静逸な空気感の中、奈良公園を歩くと、非常に気持ちいいです。
バスを使うなら、近鉄奈良駅・JR奈良駅から市内循環バスに乗って、「春日大社表参道」下車です。
下車後はすぐですね。
まとめ
すごい数の鹿がホルンの音色に導かれ集まってくる光景は圧巻です。
奈良で最も鹿を楽しめるイベントです。
ぜひ1度訪れてみてください。
コメント
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